独立系ファイナンシャルプランナー 工藤亜留磨

金価格高騰で銀歯がピンチ。歯科医院が抱える意外な悩み・・・

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金価格高騰で銀歯がピンチ。歯科医院が抱える意外な悩み・・・

金価格高騰で銀歯がピンチ。歯科医院が抱える意外な悩み・・・

2026/02/03

IT系ファイナンシャルプランナー工藤です♪

最近、ニュースやSNSで「金価格が最高値更新」という話題をよく見かけます。
投資家向けの話題と思われがちですが、実はこの金価格高騰、私たちの生活のかなり身近なところにも影響を与えています。

 

その一例が「銀歯」。
金や銀といった貴金属価格の上昇によって、いま歯科医院が想像以上に厳しい経営環境に置かれているのをご存じでしょうか。

 

NY金価格は、
1トロイオンス=5,354ドルと史上最高値を更新しています。

数字で見ると、

  • 2026年だけで約24%上昇

  • 過去3年間では約3倍近く

これは日本株・米国株の上昇率を大きく上回る水準です。

背景には、

  • 世界的なインフレ

  • 地政学リスクの長期化

  • 各国の金融政策・通貨不安

といった要因があり、**「安全資産としての金」**が再評価されている状況です。

 

金の動きに引っ張られる形で、銀価格も急騰しています。
今年に入ってからだけでも、約6割上昇というかなり急激な動きです。

銀は、

  • 投資対象

  • 工業用途(電子部品など)

  • 医療用途

と用途が幅広く、価格上昇の影響が実体経済に出やすい金属でもあります。

 

歯科治療で使われる「銀歯」は、
金・銀・パラジウムなどを含む貴金属合金です。

問題はここから

歯科治療の多くは保険診療
つまり、

  • 患者さんの自己負担額

  • 医院が受け取る診療報酬

国が定めた点数で固定されています。

しかし、

  • 材料価格(貴金属)は市場価格で変動

  • 価格上昇スピードが速すぎる

結果として、
材料費 > 保険で戻る金額
という逆転現象が起きています。

この差額はすぐに補填されるわけではなく、
歯科医院の赤字として積み上がっていく構造になっているのが現状です。

 

IT系FPの視点で見ると、これは非常に分かりやすい
「価格連動リスク(コスト構造のミスマッチ)」の事例です。

  • 収入は固定(保険点数)

  • コストは変動(金・銀価格)

この構造は、

  • サブスクビジネス

  • 中小企業の原材料高

  • 家計における固定収入×変動支出

とも共通しています。

つまり、
投資の世界で起きていることが、生活や仕事の現場にもそのまま降りてきている
というわけです。

 

資源価格の高騰は、
株価や為替だけでなく、医療・生活コスト・家計にまで静かに影響を与えています。

「投資の話」と「生活の話」は、実は同じ経済データの延長線上。
こうした身近な変化に気づくことが、家計管理や資産形成の第一歩になります。

資産運用・保険・家計全体の見直しについてのご相談も承っています。
数字とデータをもとに、無理のない選択肢をご提案しますので、
気になることがあればお気軽にご相談ください。

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